【病気】ボタンインコの入院にかかった費用【治療費】

ボタンインコが足に怪我をし、その後体調を崩して1週間入院しました。
その際にかかった具体的な入院費用をお知らせします。

飼い主
病院によって費用は異なると思いますが有事の際のに参考になれば幸いです

ことの経緯としては、怪我をした初日に処置と半日入院後に帰宅。その数日後、体重減少が止まらず50gを越えていた体重が40gを下回りそうになったので、病院へ駆け込みそのまま入院となりました。

病院へ駆け込んだ2日後が元々の再診予定。他のインコの診察もあり病院へ行くのでその日に連れて帰ろうと思っていました。しかし状態が改善せず具合が悪そうだったので入院続行。
そのさらに2日後にお見舞いに行きましたがやはり状態が改善しないこと、その日から薬の種類を変更することなどからさらに入院続行、最終的に7日間の入院となりました。

病院にいる間に劇的な改善にはなりませんでしたが、環境の変化からか腸内細菌に悪玉菌が増えつつあったこと。体重が減ること自体は食い止められていたので、慣れた自宅で療養したほうが良いとのことで1週間で退院になりました。
現在も自宅療養中ですが、体重が徐々に増え快方へ向かっています。しかし体調を崩した直接的な原因は不明のままです。

飼い主
ちなみに我が家のインコは自家繁殖の子を除くと飼い続けられなくなった飼い主さんから譲り受けた子ばかりで動物保険には入れず加入していません

飼い主が鳥さんと暮らし始めた当時は生年月日がはっきりとわかる(ペットショップやブリーダーさんからの申し送りがある)状態でなければ入れない保険ばかりでした。さらにインコは3歳未満のみ等の制約も多かったです。
しかし現在はおおよその年齢が解っていれば入れる保険、年齢問わずの保険もあります。

飼い主
これはまた別の機会に

というわけでボタンインコの1週間入院にかかった総額は……

55,790円

内訳(税抜き)
入院費 2,000円×7
入院費(付き添い) 500円×7
注射 1,200円×8
特殊注射 2,000円×5
X線検査 4,000円
給餌 400円×15
内服薬 3,620円

入院費については入院時に提出する「入院案内および同意書」に記載があり基本料金1日2,000円、大型鳥は2,300円です。この金額に別途、処置料や検査料が加算されます。

入院費(付き添い)は治療が必要なボタンインコと一緒にペアのボタンインコも一緒に連れて行ったからです。入院が必要なボタンインコのメンタルが心配で一緒に暮らしていた子が居たほうが良いだろうと判断しました。同じく2,200円かかると思っていましたが実際には500円でした。


△実際の入院の様子 手前が治療を受けているボタン女子で奥が付き添いのボタン男子

飼い主
付き添い鳥に関する料金の説明や記載はありませんでした。聞かなかった飼い主もあれですが……

注射、特殊注射の料金については入院案内に記載あり。入院後1日1回電話にて状況を確認していたのですが、その際に治療として注射を打っている説明がありました。しかし1週間で合計13回も打たれているとは……獣医さんもボタンインコも頑張っていたのだなと思いました。

X線検査も入院案内に料金の記載あり。元々の再診予定日に病院へ行った際に状況が改善しなければレントゲンを撮りますと説明があり飼い主同意。その際血液検査の話も出ましたが数日前に怪我で大量出血していたことから検査をしない方向で獣医さんと話していました。

給餌は1回440円で入院案内に記載あり。普通の給餌の他に体重を増やすため流動食も与えてもらっていました。また我が家はペレットとシードの混合食なのですがシードだけ入院の際に持ち込んでいます。
お見舞いの際に見たら持ち込んだシードの他に病院のシードや粟穂をまるまる1本だったり、エッグフード等様々なご飯をもらっていました。

飼い主
ラウディブッシュのケアライン(療法食)もいただいていたみたいです、有難い

内服薬は退院の際に自宅でということで2本2週間分処方されました。

飼い主
合計50,720円に消費税+端数処理されて55,790円でした

入院案内にはその他にそのう検査1回1,200円ネプライザー1回1,600円等の記載もあり。状況確認の際に糞便検査等を行っていると聞いていたのですがそれは基本入院費に組み込まれているのか加算されていませんでした。

飼い主
これを高いととるか安いととるかは人それぞれですが、飼い主はほぼ想像通りの妥当な金額ととりました

ペットは自由診療であり料金はそれぞれの病院毎に違いますが、飼い主が通っている病院は良心的な金額だと思っています。事前にしっかりとした口頭での料金説明はありませんでしたが、入院案内や院内に料金の記載がされているのでおおよその金額の検討がつきました。

しかし検討がついていて妥当な金額とは思っていてもかなりの出費にはなりました。

こういう時のためにインコちゃん予備費を蓄えてはいたので滞りなく支払いはできましたが、すでに老鳥の域にさしかかっている子が多いと考えるとさらに備えなくてはお金の問題で治療に影響が出そうです。

飼い主
貧乏人はペットを飼うなと言う意見でSNS上でざわついた時がありましたが、こういう時になって痛感します

これが必ず治る病気ならば幾らかかっても……となるでしょうが原因不明で治るかどうかわからないとなった場合には……諦める飼い主さんも出てくるのではないでしょうか。


△ペアのボタン男子の献身的なお世話を見て、出せるところまで出す気持ちでいました

個人的には治る病気(鳥さんで言うなら疥癬やメガバク等)を治さずに飼育するのは虐待と思いますが、原因不明の病気になった際に治療を続けるか否かは飼い主さんの判断で良いと思っています。
もしかしたらとても高額な治療をすれば治る可能性がある、という状況でどうするか決めるのも飼い主さんの判断であって外野がどうのこうの言うのはまた違うかと。

飼い主
色々な考えがあるかと思いますが、とりあえず今回は出せる金額内で良かったです

この治療費の他にもいろいろと細かい費用がかかっていますが、それは2月分のインコ飼育代にて。

ABOUTこの記事をかいた人

ひょんなことからコザクラインコのすももさんと暮らすことになった人。飼育放棄の子を保護してたら今や10鳥1カメの大家族に、2019年3月に新たに雛が2鳥生まれました。すももさんのために飼養管理やBLA、ペット防災指導員の資格を取得。また漢方・栄養・薬学や登録販売等も取得、趣味ではチョコレートやドラフトマスターパンコンシェルジュ、その他多数の資格持ちです。撮影機材NikonD500、iphoneSE、pixel6a。