つきこさんと暮らし始めて2020年12月13日で3年が経ち、一緒のベッドで寝始めてからも2年が経ちました。
友達に紹介される時に「鳥10羽と暮らしている人」から「カメと一緒に寝てる人」と言われる事が増えました(笑)
それくらいカメと一緒のベッドで寝ているというのはインパクトが強いのだと思います。というか飼い主だってつきこさんと暮らし始める前はきっとそう思ったと思う。
だってカメだもん、普通ベッドで寝ないでしょ。
つきこさんはクサガメ、本来は水の中で過ごす種類の子なので長時間陸上にいることで肝臓や腎臓に負担がかかったりするそうです。
陸地で寝る子は体調が悪いと言われたりもします。
カメさんは本来外敵を恐れて水中で寝るのですが、肺呼吸のため息継ぎをする必要があります。しかしそれが出来ない程体調が悪い時は陸地で寝るのです。
また全く外敵の心配が無い時に息継ぎの楽な陸地で寝るようになるそうです。
つきこさんは圧倒的に後者だと思われます。
またクサガメに関しては「懐く!」と言う人と「爬虫類だから懐くのではなく慣れる!」と言う人に分かれているようなのですが、つきこさんに関しては親ばか目線もありべったべたに懐いていると思っています。
とにかく飼い主の近くにきたがり、椅子に座っていると足元をウロウロ、膝に抱っこされるまでずっと見上げてきます。また床に座っている時は膝の上に頑張って登ってきます。
なので寝る時もやっぱり飼い主の近くへ。
最初は陸地で過ごすのを「虐待」と書いてあったwebサイトもあり、なんとか水に戻そうと頑張っていたのですが、もう今はつきこさんのしたいようでいいかなーと諦めの境地です。
1日のうち8時間はお水に居てもらっているのと、ご飯と排泄の時はきちんと自らお水に入りに行く事を考えればつきこさんも色々考えて行動しているのかなと思います。
これはカメさんに限ったことではないですが、基本的な飼育方法があるとしても、どうやって一緒に過ごすかはその飼い主さんの考えによるところが大きいです。飼い主的にはカメはどうしても水の中にいなくていけないとまでは思っていません。元々カメに対する知識があまりなかったということもあるのですが、陸地に居たいなら陸地にいても良いし、水のなかに居るというなら水のなかで良いのではと思っています。
もちろん陸地で過ごすことでつきこさんの寿命が縮んでいるのかもしれません。けれど本人が陸地がいいって出てきているところを無理やりに戻す気にもなれないのです。これが目に見えて甲羅が変形していたいり尿酸がでまくっていたらまた別なのですが……
ボタンインコのはなちゃんの発情に関してもそんな気持ちで接しています。無理に発情を抑えて長生きしてもらっても、はなちゃんはひよちゃんとの愛に生きることに人生全振りしているのかもしれないし。
もちろんこの考え方に賛否評論があることは前提ですが、幸い宮城にはカメさんを診てくれる病院があり、定期健康診断で経過を見ることができます。そういった環境要素も含めてしばらくは今のスタイルで生活するつもりです。
いつかつきこさんがお布団で寝なくなる日が来るかもしれない。
その日までは例えお布団に無理やり入ってきて冷たい!となってもお漏らしされて臭い!となっても洗い鼻息を顔にかけられて眠れない!となってもつきこさんのしたいようにさせてあげたいと思います。
お布団カメのつきこさん。
可愛い可愛い飼い主のカメさんです。