昭和28年設立、大阪府に本社を構える国内のペットのライフサポート企業のペッズイシバシさん。
鳥飼いさんで無くてもペットショップやホームセンターでこのパッケージなんか覚えがあるなと思うほど、日本全国に鳥さんのご飯をお届けしており、また野鳥用品や小型~中型までのケージの取り扱いも行っています。
- インコたちが大好きなオーツ麦パウダーを配合
- 着色料・保存承は使用していません
- 窒素ガス充填により開封するその日まで鮮度維持
- 納豆菌・乳酸菌・酵母菌の発酵熟成エキスが小鳥たちの健康維持をサポート
パッケージ裏面より
たんぱく質 | 12.0%以上 |
脂質 | 2.0%以上 |
粗繊維 | 5.0%以下 |
水分 | 10.0%以下 |
灰分 | 7.0%以下 | エネルギー | 391.3kcal以上/100g |
■原材料■
とうもろこし、小麦粉、グルテンミール、ビール酵母、卵黄粉末、卵白粉末、大豆ミール、オーツ麦、脱脂乳、脱脂粉乳、ショ糖、乳脂肪、アミノ酸(メチオニン)、納豆菌・乳酸菌・酵母菌発酵抽出物、ビタミン類(塩化コリン、E、C、イノシトール、B5、B2、A、B1、B6、B3、K、葉酸、D3、ビオチン)、ミネラル類(Ca、P、Cl、Na、K、Fe、Mg、Zn、Mn、Cu、I、Se)
こちらもやはり主原料はとうもろこし。ひと昔前まで国産ペレットと言えば小麦や粟稗が主原料でしたが、海外産にならったのかとうもろこしが台頭してきました。
しかし黒瀬ペットフードやイースターとは違い数年前から幅広いメーカーさんで取り入れられているアルファルファミールは使われていないようです。
栄養吸収と免疫力のためだとは思うのですが、こんなに添加されているのは輸入品ではないような気がします。
飼い主が購入したのはインコ小粒、他にインコ中粒とフィンチ小粒があり全部で3種類があります。
フィンチは保証成分と原材料が異なっていてきちんとフィンチ用に作られているようです。
サクサクとまではいきませんが程よい硬さでインコちゃんが好みそうな感じがします。
ハリソンのスーパーファインと似たような大きさなので我が家のオカメインコはちょっと喉に詰まらせそう。それなので試食はセキセイファミリーとコザクラボタンのラブバード達にお願いました。
今回はこのペレットだけをご飯容器に入れました。
(セキセイファミリーだけ前日にシードに混ぜて試食を行っています)
数時間後に食べ具合を確認してみると……
ペレット主食のセキセイ組とコザクラ組は完食!
シード食との半々セキセイは微妙にお残し……
珍しくボタンペアは粉多めで完食ならずでした。
食べる様子を観察していたのですが、ボタン組は遊び食べが多くてあまり熱心ではなかった模様。
逆にコザクラ組とセキセイ組は2鳥で一生懸命最後の1粒まで食べ尽くしておりました。
シード食との半々セキセイは初めはペレットのみという事で確認してから食べない!としていましたが、お腹が空いていたのかお隣のセキセイ組が熱心に食べているからか、途中からちょこちょこ啄み。
完食には至りませんでしたが結構食べているようでした。
その後シードを足してあげるとセキセイ・ボタン組とも夕方には完食。
断固として食べません!という子は1鳥もいなかったので、食感味共に気に入らない!というわけでは無さそうです。
セキセイ組はとても気に入ったようで次の日からも残さず完食が続きました。
他の子達にもシード食に混ぜて与え続け、一週間後に再度同じようにペレットのみで与えたら……
糞便の様子も変わりなく、飲水量も目立って変化なし。
今回は小粒でオカメちゃんが食べられなかったので次回は中粒を購入して全員食べるかどうか確認したいと思います。
何よりペッズイシバシさんなのでキラピピくらいホームセンターや総合ペットショップでの取り扱いがありそう=入手のしやすさが1番大きなポイントになりそうです。
しかし脂質が低め以外にこれといったポイントが無く積極的に選ぶ要素があまりないかなと思うのが正直なところです。もちろん入手のしやすさは大事だけれど国産ペレットとしては後発になるので、他のメーカーとの差異というかセールスポイントをもっとアピールしてほしいなぁと思います。
ちなみにこのパッケージの裏は塗り絵になっています。
ふふっと心緩む計らいですがもうよい大人なので活用できないのが残念です。
とりあえず中粒を購入する予定ですが、我が家で取り入れるかどうかと聞かれると悩むところです。
酵母菌いっぱいなので一度健康診断前に食べさせてそのうと糞便の状態を確認してみたいとは思います。