【石巻】金華山へ行ってきましたその2【女川~金華山上陸】

出発当日の早朝。

飼い主
寒い!

年々残暑が長引き秋でも暑い日が多いのですが東北の10月の朝はそれなりに寒く、この日は朝から小雨が降っていました。
鹿の角切り見学とは言え離島で山へ行くので服装は登山用のウェアとアウトドアパンツ。靴は使い古しのランニングシューズにしました。登山用のリュックにレインコートと非常食、サーモスのケータイマグに甘めの紅茶を入れて持ちます。
一番大きな荷物は一眼レフカメラですが、行程と体力を考えてレンズは標準のみにしました。

そして飼い主は1人暮らしなのですがインコとカメと暮らしているので、事前に友達に金華山に出かける事、夕方までに連絡無し応答無しだった場合は警察に相談してほしい+うちのインコちゃん達のお世話をしてほしいとお願いをしておいています。
当日も友達が忘れているかもしれないので現地に着いた際に到着したと連絡を入れ、出かけている事をアピール。

まず無いとは思いますが、船から落ちたり金華山で滑落したり船に乗り遅れて帰れなくなったら我が家のインコちゃん達が放置される事になってしまいます。念のため、遠出をする際にご飯は多めにはあげておきますが、1人暮らしで生き物と暮らしている以上、事前に色々と手筈は整えておかないといけません。

飼い主
飼い主の義務ですね

寝坊すること無く無事に仙台駅を6時30分に出発、途中石巻駅で乗り換えて女川駅に8時26分に到着。


まだ雨はやみません。

飼い主にとって震災後初めての女川です。

駅も駅周辺も津波の被害にあったので、その後新しく立て直されていてとってもキレイ。しかし女川駅はSuica等が使える自動改札機が設置されていないため、石巻駅からそのままTOICAで乗り換えてきてしまった飼い主は仙台駅からここまでの料金1140円を現金で払う事になってしまいました。

飼い主
新しいのに!自動改札機が無いなんて!!

TOICAにあらかじめ入れてきた交通費が無駄!なんてこったい!!

飼い主
乗り換えをした石巻駅で一旦清算して新しく切符を購入するか、スタートの仙台駅から切符購入しないといけないようです

現金は多めに持ってきていたので助かりました。あちこちでキャッシュレス決済が推奨されていますが、少し都市を離れると現金払いでしかダメなところはたくさんあります。国内で知らない場所に遠出する時は現金必須です。

ちなみに女川駅には温泉が併設されており再入場券をもらうと1日何回でも出入り自由で500円だそう。

飼い主
駅に温泉が併設されてるって何気にすごいのでは……

時間があったら帰りに入ろうかとも思ったのですが、石巻への接続時間が微妙で結局入れませんでした。

飼い主
しかしすごく見覚えのある風景……

初めて降り立った駅ですが懐かしくなります。何故なら2016年にテレビ番組「孤独のグルメ」の真夏の東北・宮城出張編で五郎ちゃんが降り立ったのがまさしくここ、女川駅の真ん前なのです。

孤独のグルメスペシャル!真夏の東北・宮城出張編:テレビ東京

その夜、井之頭五郎(松重豊)は仙台の牛たんの店、「萃萃」にいた。ぶっきらぼうな親方(でんでん)とお客さんの小気味良い会話を聞きながら、昼間、旧友の岸本(渡辺いっけい)と会った時のことを思い出していた。新しい商業施設「シーパルピア女川」での秋のイベントを紹介された。久しぶりの旧友からの仕事、しっかり頑張らねば。 「明日、いい仕事をするためにも、牛のパワーを注入しておきたい・・・」 …

ちょうどあの「腹が減った……」のポンポンポンの背景がこの女川駅でした。

ちなみに五郎ちゃんが海鮮五色丼と穴子の天ぷらを食べたニューこのりさんは駅のすぐ近く、サバ出しらーめんの食堂きかくさんは石巻で車で無ければ辿りつけない場所にあります。

しかし当たり前ですがこの時間ではオープンしておらず、乗船までそんなに時間もないので寄り道はせずシーパルピア女川を通り抜けて港まで直行。


△色々なショップがありましたが、どこも開店前。

シーパルピア女川を抜け国道398号線に出るときちんと金華山と書かれた案内札がありました。向かい側の工事中のフェンスにも案内札が貼られていて、港までは迷わずに着きそうです。

まぁ潮プランニングさんのwebでしっかり丁寧に道のりが記載されているし、視界を遮るものも無し。迷うほどの距離も無いんですけどね。


△本日お世話になる船はこちら

隣接の女川町離島航路ターミナルで乗船受付、代金を支払います。往復で3500円
ターミナルは令和元年の7月にオープンしたばかりでとてもキレイでした。長椅子が4脚程にちょっとした小上がりぽい場所もあり、頑張れば20人くらいは入れそうな広さです。


乗船開始!

まだ観光時間としては早いせいかそれほど乗り込む人は多くありません。全員で20人ちょっとくらいかな。年齢層は高めでご夫婦と思われる人たちが多かったです。飼い主以外の1人旅ぽい人もちらほら。

飼い主
みんな鹿の角切り行事を見にいくのかな?

うみねこのご飯でお馴染みのかっぱえびせんが売っていました。
いつも思うのですがスナック菓子をあげて塩分過剰摂取になったりしないのかな?


船内はこんな感じです。

乗船時間は35分程、船員さんに聞いたら船内のほうが揺れないそうです。

飼い主
はじめて知ったぜぃ

実は飼い主は乗り物酔いがめちゃくちゃ酷くて、車に乗って3分で酔って吐いた記録を持つほどなのです。新幹線や電車はまだなんとなく大丈夫なのですが、バスや船はほとんどダメ全滅。
それなのによく船に乗るなと思われるでしょうが、離島に行くならば他に選択肢が無いから仕方が無いのです。

しかし船内のほうが揺れないと言われてもこの室内感とあの観光バスなんかと同じ独特の香りがもう無理。まだ出発していないのに波の揺れで具合が悪くなりそうだったので、いつ吐いても良いように風が吹きつけるデッキに最初からいることにしました。

飼い主
エチケット袋は持参してますよ!

デッキに屋根はついてますが後ろはオープンだし、肌寒いし風強いしで他に出てくる人はいません、実質貸し切り!やったー!!

ちなみに乗り物酔いがめっちゃ酷い飼い主が心から信頼を寄せている乗り物酔い止め薬がこちら。

今日も電車に乗る前からしっかりと服用してきました。もうこれなしには乗り物に乗れません。

まかさデッキの女が吐く気満々とも知らず、船は定刻9:00に出発!
岸を離れいざ金華山へ向かいます。


出発した瞬間に船に群がるうみねこちゃん達。

この日は天気が悪いせいか、想像していたよりもちょっと激しく船は揺れました。
うみねこちゃんと途中の遠くに見えるはずの島が撮りたくてなんとか一眼レフカメラを構えるものの、とにかく揺れるからピントが合わせられない!一所懸命にレンズを覗いていると胃の底から何かが「うぇっ」とせりあがってきそうだし、もうもうもう……
立つのを止めて椅子に座り、そうだ!と背もたれを使い固定してみるのですが、そうするとピント合わせは楽なのに肝心のうみねこちゃんがフレームに入らない!

そのうえ……

飼い主
波しぶきヤバイwww

船の後部しか開けていないのに、そこから波しぶきがかかるくらいに飛んできます。この後晴れる予想だったこともあり、カメラに防水カバーをつけてきていないので海水かかったらどうしようとビクビク!

牡鹿諸島の1つ足島はウミネコの繁殖地として有名で鳥獣保護区にも指定されているそうです。

潮プランニングさんでは航海中に金華山の案内や大震災の時の事についての説明があります。この説明が金華山はともかく震災の内容はアレですが、すごく話し上手で思ったよりも楽しくて聞き入ってしまいました。
また乗船の際に「乗り物酔いが酷いからデッキに居る」と言ったせいか船員さんがまめに話しかけてくれる気遣い。乗船記念のポストカードも貰えて至れり尽くせりでした。
また途中母親と一緒にデッキに出てきた小さな子が、かっぱえびせんをうみねこにあげるのに夢中で可愛らして癒されです♡


10秒の動画、雰囲気をお楽しみください。

そんなこんなで35分の航海を終え、きっちり定刻で上陸。

飼い主
金華山!!

エチケット袋を準備万端に握りしめていたのですが、なんとか吐かずに無事到着しました。ニスキャップ様様です♡

しかしやはりちょっと「うっ……」とした感じのむかつきがあるので、そのまま港でちょっと一休み。
桟橋には他にも船が横づけされており、鹿の角切りを見に訪れたと思われる方々が楽しそうに上陸しています。やっぱり場所と行事のせいか子供さんの姿は少なくご年配の方が多いなぁという印象。

港から道が見え、向かって左手側に金華山黄金山神社の参道があり、真っ赤な鳥居がお出迎えです。

神鹿角切り行事祭と垂れ幕が掲げられていました。
雨は止みましたが空はどんよりのままで全く写真映えがしません。辛い。

港からは曲がりくねった急な坂道を歩いて参拝するので足腰に不安がある人向けに神社から送迎ワゴンが出ています。

飼い主
これは嬉しい心遣い♪ご年配の方も安心です

飼い主は体力だけは有り一応若者に分類されているし船の後のワゴンとか(ヾノ・∀・`)ムリムリ無理無理なのと、写真も撮りたいので歩いて登る事にしました。

曲がりくねっていてさらに傾斜もある道を登ります。車は送迎のワゴンくらいしか走らないはずなので、道の真ん中を堂々と歩きました。本来ならばキレイな海が見渡せるのでしょうが、天気のせいで育った日本海の冬を思い出しました。

落石注意!

かなり厳重に落石防止ネットが張られていました。震災や台風の時に崩れたと思われる箇所もちらほら。今地震がきたらかなり危ないよなぁと思いなるたけ崖側から離れて歩きます。
大震災の時に参道の一部が崩落したと聞いたので、今のこれは復旧させた道なのでしょうね。

続きです↓

【石巻】金華山へ行ってきましたその3【金華山黄金山神社】

ABOUTこの記事をかいた人

ひょんなことからコザクラインコのすももさんと暮らすことになった人。飼育放棄の子を保護してたら今や10鳥1カメの大家族に、2019年3月に新たに雛が2鳥生まれました。すももさんのために飼養管理やBLA、ペット防災指導員の資格を取得。また漢方・栄養・薬学や登録販売等も取得、趣味ではチョコレートやドラフトマスターパンコンシェルジュ、その他多数の資格持ちです。撮影機材NikonD500、iphoneSE、pixel6a。